事業報告・収支決算

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令和7年度

1 事業の概要
令和7年度は、文化活動の推進及び加盟団体会員相互の連携強化を目的に、各種事業を概ね計画どおり実施し、市民に文化活動や鑑賞の機会を提供するとともに、加盟団体間の連携強化を図り、地域文化の振興に努めた。
また、関係団体と連携し、中丹地域における文化交流及び情報発信を行った。
一方で、加盟団体所属会員の高齢化による会員数の減少や加盟団体の退会等、組織運営上の課題が引き続き見られた。

2 決算の概要
令和7年度は、大幅な会費収入の減少が見込まれる中、当初から赤字を見込んだ予算編成とした。
そのような状況の中、当協会の事業全般への活用を願う寄附金の受納があったものの、見込み以上の会費収入の減少や、特別事業におけるチケット収入の伸び悩みにより、収入総額は予算を下回る結果となった。
一方、事務執行や事業運営の適正化に努めた結果、支出総額は予算を下回る執行となったものの、収入総額の不足をカバーできなかったため、令和6年度に引き続き赤字決算となった。
なお、繰越財産は一定額を確保できており、現時点において運営に大きな支障は生じていない。

3 今後の方向性
会員の維持・拡大に向けた取組の強化や若い世代の参加促進を図るとともに、集客力のある事業企画の実施、寄附の拡充、採算性の向上等に努める。

4 総括
各種事業は着実に実施したものの、会費収入の減少やチケット収入の伸び悩みにより、令和6年度に続き厳しい収支状況となった。
今後は、明確となった課題の解決に向けた取組を進めるとともに、収入確保の強化を図り、持続可能な運営に努める必要がある。

令和6年度

令和6年度では、同年5月に任期満了に伴う当協会の役員(理事)の改選を行い、退任6名(任期中退任2名を含む)・新任5名・再任13名、合計18名の新たな体制とした。合わせて理事の中から選定する代表理事(会長)及び業務執行理事(副会長・専務理事)の改選を行い、退任2名(任期中退任1名を含む)・新任1名・再任4名、合計5名の新たな体制で運営をスタートした。
令和6年度は当協会の中期経営計画の3年目にあたり、同年8月に福知山市所管部署(文化・スポーツ振興課)が外部有識者による福知山市外郭団体三次評価を受けた。その結果、福知山市に対して「福知山市の文化施策の中で当協会に求めるものが明確になっておらず数値化もできていない」「福知山市の文化施策の方向性と当協会の活動方針が合致しているのかわからない」という課題が示された。
また、同年11月に京都府公益認定等審議会(京都府総務調整課)により、5年前後の周期で実施される公益法人立入検査を受けた。その結果、全体的に適正に事務処理を行っていることを確認された。ただし、財務基準関係のうち遊休財産(目的や使途の定めがないまま保有している財産)の保有制限を大幅に超過していることについて指摘を受けたため、今後、その解消に向け対策を検討する必要がある。
令和6年度では、当協会のメーン事業である文協フェスティバルをはじめ、特別事業「京都フィルハーモニー室内合奏団 ファミリーコンサート」や福知山市文化祭、市民文化教室、文学のしるべ、年度当初に予定していた事業を全て行うことができた。また、各加盟団体の日ごろの稽古や練習、成果発表の場もコロナ禍前の活発な状況に回復してきた。
なお、50回の回数を重ねてきた文学のしるべについては、一定の成果が上がったものと判断し、令和6年度で最終とした。
収支決算では、2003(平成15)年度以来1,000円/人で据え置いてきた団体所属個人会員の年会費を1,500円/人に改定し財務状況の改善を図った。しかし、高齢化の進む加盟団体所属会員が年間で50人以上減少したことで800人を割り、このところの著しい会員の減少に歯止めがかからない。ひいては当協会の事業の実施に支障を及ぼしかねない状況が改善できず、結果として収支合計で27万円余の赤字を計上した。
これは一過性のものではなく引き続き今後も厳しい運営が予想されるが、当協会の安定した持続的な活動の展開に向け、福知山市の所管部署とさらに連携を密にし、心の癒しとなる文化の果たす役割を再認識する中、市民文化の向上・発展に寄与すべく今後とも努力と研鑽を重ねる所存である。
また、当協会にとって新文化ホールの整備は長年の願いであり、新文化ホール基本計画再検討委員会に当協会から会長が参画し協議が進められている。さまざまな文化的ニーズに応えることのできる夢と希望にあふれた施設の早期完成が望まれるところである。

【 PDF: 603.10KB】令和6年度事業報告書・収支決算書   ※ 監査報告書原本には署名・押印あり
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